変わる季節越えた二人 戻れない記憶の向こう

gekritzel2007-05-13

母の日です。
いつものごとく、
ロイヤルコペンハーゲンのフィギュリンを購入。
そのうち実家に帰る予定があるので、
そのときにでも渡すことにしましょう。




土曜日、『新入社員の歓迎会』と称して
飲みに行った彼の帰りを待ちつつ
愛知県にいる会社の同期に電話してみました。
先日会社に行ったときの話から、
同期の近況、わたしの近況、ほかの同期たちのこと、
「今の彼と結婚しないの?」
「どうかなぁ・・・そっちは? 可愛い子いないの?」
「もうすぐ俺も30なんだよなぁ・・・」
なんて恋バナもしたりして
気づけば、窓の外は明け方。
時計の針は4時をさしてました。
お喋りが楽しくて、時間はあっという間。
東京来るときは連絡してね、ご飯でも食べにいこうね、って誘って
電話を切りました。


そして彼は、いっこうに帰ってくる様子がありません。
「この時間なら、絶対キャバクラ行ってるね」という同期に
「行ってないと思う・・・ていうか、キャバクラ、ないと思う」
「いやー、どんな街にも、繁華街にはあるでしょ。ていうか、行ってもいいの?」
「別に、行ってもいいよ? 気にしないもん」なんて話をしていたので
午後になって、寝ぼけ声で電話をくれた彼に
開口一番
「キャバクラ行った?」と聞いてみました。
「うん、行ったよ」と、あっさり認める彼。
「ふーん・・・きれいな若い女の子といちゃいちゃしてきたんだ?」
「いないよ、そんなの」
「は?」
「おばちゃんと・・・あと30ちょっとの女のひとがいるけど」
「キャバクラじゃないんじゃないの、それ?」
「あー、スナックだね」
「全然違うじゃん!」
「キャバクラなんてないよ。あるわけないじゃん、こんなとこに」
やっぱり、キャバクラなるものは、存在しないようです(笑)




すき、と、好き、の間には、大きな溝があって
わたしのなかでは、それはちゃんとした区切りとして存在しています。
「恋」と「愛」が似て非なるもののように。
でも、
他のひとからは、その区切りは当然見えないわけで、
だからわたしには、それを当然わかってもらうために
わかってもらえる努力をしなくちゃいけない、と思うのです。
甘えすぎちゃ、だめ。
揺れているように見られては、だめ。
でも、差し出される優しい手のひらに
あの頃を重ね合わせてしまうのは、どうしようもなくて。