2003-01-01から1年間の記事一覧

そっと身体に流れる 薬みたいに

彼氏が病院に行くといって会社を休んだ。 原因は肉離れ。 早く行け行けと言ったのにもかかわらず、自己療法で治そうとしたら また痛くなっちゃったらしい。 先生にもブツブツ言われたそうな。「もっと早く来れば・・・」って。 だから言ったじゃーん! しかも、…

今日も走り続ける

彼氏の帰りが遅い。 そーいうのを、ワーカホリックって言うんだよ。 喉もとまで出かかったセリフをぐっとこらえる。 たしかに彼は仕事ダイスキかもしれないけど。 それはきっと、やむにやまれぬ事情もあるんだろうって思ってみる。 帰りたくないわけがない、と…

お似合いの二人だと

彼が会いたいと言う。 わたしはいつも幸せな気持ちになる。 「いいひとにはいいひとが寄り添うもの」だと、ずっと言われてきた。 自分が素敵な人間なら、 相手も素敵な人間なのだと。 くだらない女にはくだらない男しか寄ってこないと、そう育ってきた。 純粋で…

この恋の行方は運命につながりますか

正直言って、今は全然考えられない。 けれどやっぱり、まわりが結婚していくと、焦る気持ちはある。 つきあいだして、やっと3か月。 しかも「もう駄目かも」とか思っているのに(笑) 彼氏の過去とかバックボーンとかお仕事のこととか価値観とか、 気になるの…

仕事帰りの道で見上げた

仕事が終わらなくて休日出勤。 がらんとしたオフィスは薄暗くてひんやりしているけれど、 不思議に落ち着く。 ここはわたしの場所。 空調がきかないせいか、空気がもったりと重たい。 キーボードの音がやけに大きい。 白い蛍光灯がじりじりと熱を発する音ま…

息もできないくらい

彼の部屋を掃除しに行った。 引っ越してきたばかりのダンボールの山が殺風景で、 うす淋しい気持ちになる。 たくさんある本を、本棚に並べていたら、 黒い表紙のアルバムが出てきた。 昔写真にちょっと興味があったんだよ、なんて話を聞いていたから、 なん…

日常は無常に 流れて行きます

朝、わたしは駅まで自転車に乗る。 そして彼に電話をかけて、夢の淵から引きずり落とす。 いつも乗る電車のいつもの指定席。 座ることはできないけれど、扉の脇に立って、 本を読んだりメールを書いたり景色を見たりうとうとしたりしている。 決まった駅で、…

重い夢のかけらをひきずる

ほんとうに、わたしは変わってしまいました。 自分で考えていた以上にわたしは好きだったようなのでした。 すべて整理したと思っていた気持ちも、 たったひとことで脆くも崩れ去ってしまったのでした。 あのひとのかけらは、いたるところにひそんでいて。 わ…

あいもかわらず 僕は迷い続ける

なんだかなぁ。 と、自分でも思うんですが。 どうにもこうにも、気持ちが、こう、しっくりおさまらなくて。 好きなのは好きなんですが、 はじまりがはじまりだし(例のごとく・・・)、 恋じゃないのかもとか思ったらもう全然駄目で。 一緒にいて楽しいしね。 …

目の前を楽しい日々が

諏訪湖旅行、2日め。 なんとなく早く目が覚めたので、ごそごそ荷物整理。 別荘の周りをお散歩したかったんだけど、 朝ご飯をつくりはじめちゃったので出られず・・・。 新人ちゃんなので、おとなしくコーヒーをいれたりしてお手伝い。 そして後片付けを担当。 …

今思い出せば楽しい

社会人サークルの夏旅行で、 諏訪湖の花火大会に行ってきました。 別荘に泊まる1泊2日コース。 彼氏は、このサークルで出会った人なのだけど、 まだ誰にも報告していない(気が早すぎ)なので ちょっとドキドキ。 なんでもないように接することができるん…

もうすこし秘密にしておくよ

目覚め。 一瞬、どこにいるかわかりませんでした(笑) ここは赤坂プリンスホテル。 連れはいびきをかいて気持ちよさそうに寝ています。 私、出社9時。 奴、10時。 ・・・・・・・・・・・・・・・・なんか、腹が立ったので、 鼻をつまんでいびきを止め、ついでに起こしま…

矛盾だらけのこの世界を

日帰り出張の帰り、 赤坂プリンスホテルにお泊まり。 連れのお友達がここにお勤めしているとかで、連れにはなじみがあるようです。 ツインを予約していたんだけど、空きがあったみたいで、 スイートルームに格上げしてもらえました。嬉しー♪ ビジネススイー…

望んだこと自体

私がいることで誰かが傷つくんなら、 私はいないほうがいいのかもしれない。 どこまでも優しくしきれないずるさ。 誰とも仲良くしたいって思うなら、 誰のことも選んだらいけないんだよね。 遊びでいいの。 どうか本気にならないで。 時計の針を逆に回せたら…

矛盾とエゴと良心の呵責

午後からHY氏に会う。 このヒト、わたしのこと好きなんだよね…いいのかな・・・。 かなり罪悪感で、まともに顔が見られなかった。 あまりに素直すぎる相手だと、嬉しいって思う前に引いてしまう。 条件とか性格とか、おつきあいするのにチェックする事柄の前に…

本当の気持ちだけど

女性サービスデイだったので、 またまた映画をみてきました。 「ムーンライト・マイル」。 恋愛ものでもあり、ヒューマンものでもあります。 ほんとうの優しさはなんなんだろう。 嘘をつくことで救われるひとがいるなら、 それは正しい嘘なんだろうか。 でも…

本当の気持ちさえ見えない

さっそく、MY氏から電話。 「映画どう?」 早っ!昨日の今日だよ! というわけで、 会社帰りにテアトルタイムズスクエアへ。 「トーク・トゥ・ハー」を見てきました。 感想。 私、泣きすぎ。 てゆうか、涙腺ゆるすぎ。 「なんでここで泣く!?」っていうような…

やさしい顔して

昨日の、MY氏とHY氏から電話あり。 私は終電で帰ったけど、 ふたりは朝までコースだったとか…若いなぁ・・・。 HY氏と、なぜか2時間も電話してしまいました。 昨日が初対面なはずなのにー。 HY氏、今日も踊ってきたそうで。 若いなぁ・・・。 私はおうちでお部屋…

はしゃぎすぎる仲間達と

社会人サークルの7月ミーティングがあって、初参加してきました。 HY氏とMY氏という人と仲良くなりました。 HY氏は、TOKIOの山口くんに似ているのです。 が、「格好いい人に似てていいですねー」という私に、 「体型だけだよ・・・」て、 そんな卑下する…

日常の真ん中で

お昼ごはんでにぎわうオフィス街を、 人込みをすり抜けて、自分のペースで歩いた。 書店は、ひっそりとしている。 声を出すことにためらいを覚えてしまうような空間。 自分探しの物語が積まれている。 見つからないのは、私だけじゃないのかもしれない。 無…

曖昧に過ぎる日々重ねて

時間がないのか、それとも疲れているのか。 ただ単にめんどくさい(笑)だけなのか。 「やりたい」「やらなくちゃ」と思うことに手が伸びない。 毎日、眠るためだけにおうちに帰る生活。 好きなものを好きだ、といえないような気がしている。 好きなものは何…

正解のない疑問

駅をおりたら、金魚鉢の匂いがした。 雨は果てなく降り注ぐ。 アスファルトが、たえまなく塗りつぶされてゆく。 愛される恋は楽だろうけど、きっと幸せにはなれないだろう。 ぱちん、と音を立てて、足の爪を切る。 つめきりのすみっこが、ささくれを引っかけ…

悲しみを残したまま 僕らは次の場所へ

もうすぐ、あのひとと別れてから、半年になる。 長いと見るか短いと見るかは、 それはほんとうにひとそれぞれなのだけれど。 私にとっては「もう半年」 そうね、確かに、 あのころは寒くなりたてだったもの。 会社の通用口からまっすぐのところに、ちょうど…

君はもう見つけている 崩れかけた砂の上で

最近、幸田文が好きで、よく読んでいる。 彼女の文章は清冽だとおもう。 清冽で、清潔で、切れ味がいい。 まるで、糊のきいた真っ白なシーツみたいに。 甘くて酸っぱくて苦いグレープフルーツみたいに。 彼女のやり方には、必ず理由があって、 彼女の理由に…

知らず知らずのうちに

懐かしいヒトから連絡があったこともあって、 テンション低めなので過去ばっかり見ている。 寺山修司の言葉に 「振り向くな。振り向くな。過去には夢がない。」 というものがあるけれど 過去に夢はなくても逃げられるものだなぁと実感。 自己嫌悪と現実逃避…

二人を結ぶ 記憶の色と 空は

昨日、KJ氏と電話をしました。 昔付き合っていた年下の彼氏です。 今ではもう、ただの先輩後輩でしかないんですが。(あたりまえだ) むしろ私の中では弟みたいな感じです。 ただの、と言い切ってしまうにはあまりにも知りすぎてるし。 私たちふたりが別れて…

いつまでもあの日のまま

Y氏とお出かけしてきました。 車を出してくれたので、ドライブ。 ほんとは温泉に行きたかったんだけど、 一笑に付されてしまって横浜のアウトレットモールへ。 本気だったんだけどなぁ・・・。 彼と会うのは本日2度目。 お互い忙しくて、なかなか時間も合わな…

窓の外も雪に変わった

雪山に行ってきました。 同期のSM氏とふたり。 別にアヤシイ仲じゃなく、ふたりともスノボ初めて体験。 彼が住むのは神奈川県なのですが、 朝早くから遠征して迎えにきてくれました。感謝。 彼が地図を見つつ一生懸命運転するのですが、 私「そっち行くと混…

辛くて長い日々も 記憶さえも

あのひとの匂いは消えない。 あのひとはいなくなった。 あのひとはもう、私の世界からいなくなった。 やっと、終わりにできそうな気がしている。 なのに、あのひとは私に忘れさせない。 あのひとはふとした瞬間に、 底が抜けたプールの水みたいな勢いで、私…

思い出のキャンパスは

午後から半休とって大學のゼミに顔出してきました。 HE嬢と一緒。 ひさしぶりの大学は、 電光掲示板ができてたりエレベータがあったりで、 たった1年足らずなのになんだか違う学校のようでした。 ゼミの先生はお元気で、後輩たちもみんな元気そうだった。 O…