見つめてるよ ありふれた言葉でも

「進め！ニホンゴ警備隊」を観てきた。
新宿のシアターアプルで。
キャラメルボックスもよく上演する会場だから、
見慣れた風景なんだけどお花の多さにびっくり。
テレビ人だなぁ。
上演初日だからっていうのもあるのかな？

久しぶりに彼氏と会ったので
彼氏は始終嬉しそうだった。
ネタにしようと、昔の彼氏たちにもらった指輪を重ねづけしていったので
「みてみてー」と見せびらかす。
むきー、と吠える彼氏。ばか…。

舞台は、キャラメルボックスと福澤一座との２人３脚という感じで
見知った顔が出てきてびっくり。
やっぱりなぁ…コラボだからな…。
キャラメルからも出演しているし。
前説はおなじみ加藤さん。と、アナウンサーの女性。
加藤さんのテンションに慣れてないアナウンサーさんが
かなり引いていたのが面白かった。いつもこんななのよー。

アナウンサーさんたちの緊張がばりばり伝わってきて、
いい意味で初々しい舞台でした。
発声も甘いし、すこし早口。
やっぱり、普段テレビの中で喋っているときの癖が出ちゃうんでしょうね。
でも、それを差し引いてもとても良かったし、
舞台が進んでいくに連れて硬さが抜けてきて、
のびのびした感じになっていってからはさらに良かった。
何度もほろりとしたし、
コトバについてもう一度考えるためのきっかけ作りになったという点でも、
私の中では評価がかなり高いなあ。

そして、なんと、スペシャルゲストとして
西川さんとホンジャマカの石塚さんが登場！
西川さん、いきなり引っ張り出されたっていう感じで
帽子とかダウンコートとかリュックとか背負ったまんまで
いきなり早口言葉やらされてました（笑)
西川さんは、滑舌が甘いから、早口言葉は苦手なんだよぅ。
期待を裏切らず（笑)やっぱりかんじゃっていて、
それが西川さんのかわいいところでもあるのだけど（笑)

シロウト（といっては語弊があるかな）集団の演劇とは思えないほど脚本良かった。
福澤さんにはそっちの才能もあるのかなあ。
でも、後半のオマケはちょっと…いらないかも…。
客席に、明らかに女子アナ狙いの男の人がぽつぽついたのも、
こういうのならでは、だろうなー。
グッズとか一杯買い込んでたし！
あぁ、こういう人ってほんとにいるんだー、って興味深く眺めていました。

終了後、なぜか「日本テレビなんですけどー」と
レポーターらしき人につかまる（！）
ついつい「これ、テレビに映るんですか!?」って聞いちゃったよ…恥ずかし…。
そして答えるのにイッパイイッパイで、
とてもテレビ映りを気にしている余裕などなかった…。
きゃー！