幸せの基準はいつも

会社帰りに、突然サークルのB氏から、飲みのお誘いのメール。
以前に約束していたんだけれど行けなかったお店に行く、とのことなので
気軽にOK。
B氏は仕事がおしてるとかで、先にF氏とふたりで始めた。
新宿御苑からすぐのパブレストラン。
Fさんの行きつけとかで、メニューを頼まなくても、次々いろんなものが出てきた。
生牡蠣がおいしくて、ついついたくさん食べてしまった。
薄暗くて、穴場的なお店だからなのか、ひとりで静かに飲んでいるお客さんが多くて
落ち着けた〜。
勧められて日本酒をいただいたけれど、グラス半分がやっぱり限度。
でも、そんなに香りも強くなくて、味もやわらかくて、飲みやすいことは確か。
秩父のお酒だそう。
でも、そのあとはスペシャルメニューの「レモン・スプモーニ」のホットを
えんえんと飲む。
21時くらいにB氏がやってきて、ここからが本番だ、って
仕切りなおし。


明日は誕生日なんだよぅ、とぽろっと言ったら
「ミソジの世界へようこそ!」と妙な歓迎を受けた(笑)
いや、まだ、当分先だからっっ、て言っても
あっという間だよ? なんてなまあたたかい視線で微笑まれる。
そしてなぜか再びお酒の話になって、
「ミソジなら蒸留酒くらい飲めなくちゃ〜!」と言われる。
甘いのが好きなんだよぅ。
それにまだ、20代の半分だもん!
30歳のわたしなんて、想像もつかないわ。


ふたりは酸いも甘いも知ってしまった大人なので
わたしのことを本当に心配してくれる。
若さゆえの甘さとか、知らずにいるゆえの幸福とかを守ってくれる。
だから居心地がいい。
その「大事にされてる感」に慣れちゃってるから、彼氏が頼りなく見えるのかもしれない。
(実際頼りなくもあるんだけど、必要以上にね)
理想高いかなぁ。うーん。
でも、相手が尊敬できるひとであってほしいと思うし、
そうじゃなければ難しいと思うのだけど。
そのあたりの基準値が微妙だってとこなのかしら。