泣かないように 泣かないようにしたって

彼が秋田に出張です。

なんにもしない一日。
外にも出ない、ただぼうっと過ごすだけの一日。

誰かのために何かをしているひとを思う。
ぽっかり、切り取られたような空間を自らつくりあげて、
そこに閉じこもっているわたしを思う。
光は、ある。
わたしが、動かないだけ。
いくつもの植物が手元にあるというのに、
新しい芽は次々と生まれてくるというのに。

このまま
世界が終わってしまったらいいのに。