天使がくちづけて

gekritzel2005-05-08

妹と「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展」を観てきました。
ゴールデンウイーク最終日だからか、
それともちょっと寒い日だったからか、
はたまたマイナーな展覧会だったからか(笑)
そこそこ込んではいたけれど、
比較的ゆっくり見ることができました。


宗教画というのではないけれど、
聖人たちを描いた絵がとても多かったです。
天使が聖ヨセフにお告げをしている絵がとてもきれいで
思わずポストカードを買ってしまいました。
それから、いかさま師がカードで騙そうとしている絵があるのだけれど
騙される立場のひとの表情が、
ほんとに「いかにも騙されやすそう」なおっとりした顔つきで
カードを持つ手なんかも覚束なくて、
いかにも「いいカモ」にされそうな感じで笑ってしまいました。
ジョルジュ・ド・ラ・トゥールは、
世界で40点ほどしか作品が残っていなくて、
(ほとんどは、住んでいた街の大火事で焼けてしまったんだそうです)
データが少ないために、真作か模作かもわからないものも多く
本当に謎に包まれた画家なのです。
光と影の対比がとても美しい絵を描く画家なので
もっといろいろ発見されるといいなあ。


美術館のあとは、日暮里に移動して
繊維問屋街と駄菓子問屋街で遊びました。
日曜日ということで、ほとんどのお店が閉まっていたけれど
それでも開いているお店は、さすがに安くて魅力的♪
今度はもっと賑やかな日に来てみたいです。
駄菓子問屋街ではばら売りはしてないので、
かなり真剣に悩んだ結果、梅ミンツと梅ガムの箱買いをしてしまいました。
(それでも500円とかなんだけれど)
いつまで食べるはめになるのかしら。
明日から、電車のお供です。