誰の心にも触れないで 透明なように生きること

ひと月ほど前から、精神科のかかりつけを変えて
お薬も変えてもらいました。
今度の先生の方が、詳しく説明して頂けるので
なんだか信用できそうな感じです。
カウンセリングよりも投薬中心で、
病名も3つに増やされて、
病状は、考えていたよりどうにも重かったようです。


今処方されているのは、
睡眠薬デパスと、安定剤のトレドミンメイラックス
トレドミンメイラックスも、限度ギリギリの量を処方されています。
気長に付き合っていくしかない病気だし、
焦ってもどうにもならないから、
休むのがいちばんだよ、と重ね重ね言われているのだけれど、
やっぱり仕事は忙しくて
やっぱり落ち着いていられるなんてこともできないのです。


そんな中、
症状の中では比較的治りやすいらしい「不安感」が、
どうにも改善されないのが気になったらしく
先生から休職を勧められました。
診断書書こうか、と言ってくださったのだけれど
今の状況じゃ、とてもじゃないけど休職はできないんです、とお話しました。
「それはマネジメントのひとが決めることで、あなたは自分を治すことが第一」
と言われても、
7人でやっていた仕事を4人でやっている今、
どうしたって、素直に認めてもらえるはずがない、と思うのです。
わたしじゃなくちゃだめなこともある、と
思いたい、思われたい気持ちも、あるのです。


それに。
ひとり暮らしの部屋で
日がな一日、ひとりきりでいるのは、怖いのです。
会社に行ってわたしの仕事をする、という理由付けがなくなったら
誰がわたしを認めてくれる?
自分が透明な存在になってしまうことが、とてもとても怖いのです。