酔いにまかせて月光の下でキスをした

gekritzel2006-07-07

今日は七夕。
サマー・バレンタインです。
なので、彼が仕事を早めに終えて、
会いに来てくれることになりました。
今日は会議だったので、珍しくスーツ姿のわたし。
「なんか、へんな感じ〜」という彼。
似合わなくて悪かったなぁ。


大丸のセールで、ロンシャンのバッグを衝動買い。
今期ものではないようで、店頭で見ないデザインでした。
水色ベースとピンクベースと、一点ずつ残っていて
相変わらず優柔不断で悩みに悩んで、
結局、彼と、店員さんと、他のお客様と(汗)に背中を押してもらって
水色のほうを買ったのでした。


ごはんは彼の好きな鴨。
『鴨んや』という、鴨料理の専門店です。
ご夫婦ふたりでやっているような、間口の小さい、こぢんまりしたお店で
品数もそんなに多くないけれど、鴨の味は絶品。
お刺身も陶板焼きもスモークもおいしくて、
いいお店でよかったね、ってニコニコでした。
日本酒も、彼のおすすめの「東山」があったことが、
さらに彼のお気に入り度を増したようです。
わたしも嬉しくて、
ついつい彼のペースに合わせてお酒を過ごしてしまったのですが
これが、失敗の始まりでした・・・。


2軒めは、わたしのお気に入りのデザイナーズバー、『Ally's bar』へ。
この時点でわたし、微妙にくらくらしていたのですが
果敢にも『すいかのソルティドッグ』にチャレンジ(笑)
彼の『凍結バーボンソーダ』が濃くて
ソルティドックも、ウォッカがきつくて、ふらふら。
頭冷やしてくるね、とお店の外に出るも、
微妙にそのあとの記憶が・・・(笑)
通りすがりの何人かのひとに
「大丈夫〜?」と声を掛けられたことくらいは、覚えてるんですが・・・。
気が付いたら彼が隣に居て
お水とおしぼりが用意されていました。
「ありがとう・・・」と彼に感謝を告げると、
普段、どんなに飲んでもめったに潰れないはずの彼までが
「うん、俺も、なんだかちょっと・・・」

緊急事態、発生(笑)


このままでは到底電車に乗れないので、
緊急でお泊まり場所を探すことに。
ごめんね、これ、お礼言って返してきてくれる? と、
彼におしぼりとグラスを渡した後、
朦朧としている頭の中の引き出しを片っ端から開けて、
銀座周辺の心当たりのホテルに、しらみつぶしに電話。
金曜夜、休前日、てことで、満室のところが多くて、
空いているのはどこもかなりのお値段。 
4軒めでやっと見つかったので即予約、
大通りに出てタクシーをつかまえてきました。
ふらふらの頭でここまでやってのけた自分にびっくりです。
どんなに酔っていて気持ちが悪くても、
意識ははっきりしていてちゃんと話せるし、
足元もそんなに危なくないのですよ、わたし(苦笑)


ホテルのお部屋ではご想像通り。
ベッドにのびてしまった彼、
酔いがだんだん「気持ち悪い酔い」に変化していったようで
慣れていないせいか、かなりぐったり。
わたしはまだ何度か経験があるので(笑)
どちらかといえば対処法はわかっているのだけれど、
それでもしばらくお手洗いから離れられないほど。
ホテルのやわらかいベッドが、身体が沈み込む感覚が不快で、
お布団だけ引っ張ってきてソファで寝てみました(笑)


いい歳して、何やってるんでしょう・・・(笑)