漂いながら生きて

gekritzel2006-07-13

山口県に出張でした。
お医者さまには怒られるけれど
これがわたしの日常、お仕事。


お天気が心配だったのだけど
幸いなことに雨には降られなくて、
飛行機も揺れなくて助かりました。
おじさまたちとの出張は
暇さえあればお酒を飲んでしまいます。
今回も、羽田での搭乗待ちの30分でビールを1杯、
新幹線の中で一本、現地について懇親会、
帰りも飛行機に乗る前に2杯、と、気がつけばお酒ばかり(笑)
強くなるわけです。


お仕事は今までよりも範囲が広がってきていて
人数が少ないせいもあるのだけれど、専任で任されるお仕事も出てきました。
転勤の話もしょっちゅうされるし、
結婚の話も、キャリア形成の話もされて、
お医者さまの言うことを聞いておとなしく静養すべきなのか、
それともこのまま、大量の業務とともに走るべきなのか、
わたし自身にも判断がつかないというのが、正直なところ。
彼は「休職したほうがいいんじゃない?」って心配してくれますが、
休職したあと、もとの立場に戻れるのか、
錆びついた知識でやっていけるのか、速さの違う時間についてゆけるのか、
そして何より、わたしがそこまで情熱を持っているのか、
それは他の誰でもない、わたし自身のことだけに
きちんと向き合わなければいけないこと。
でも、それすら難しいと思ってしまうほど、疲れているのも事実なのです。


社会人は思ったほど甘くなかったよ、と
ひとり涙する夜は、これからも何度もあると思うけれど、
同期や後輩が、次々と新しい道を見つけてゆく後ろ姿に
焦る日は、これから何度もあると思うのだけれど。




行く先にあるものは、まだ見えない。
わたしはまだ、わたしの意味をつかめていない。