ぎりぎりの日常が壊れていく音

朝、どうしても起きることができなくて
やっとのことでベッドから出ても、どうしても会社に行くことができなくて
休んでしまいました。
こんなにひどい症状は久し振り。
最近、調子が落ち着いてきていただけに
わたし、どうなっちゃうんだろう、ってとても不安で
お昼までベッドの中で過ごしました。
しなくちゃいけない仕事は山積みなのに。
会議も出張もあって、
議事録やレポートの提出も、調査もしなくちゃいけなくて、
期限もぎりぎりなのに。
普通に起きて、普通に電車に乗って、普通に仕事をする。
みんなが当たり前にできていることがわたしにはできない、って思ったら、
悲しくて、悔しくて。
最近、ちゃんと頑張れていたのに。
めいっぱいだったけど、それでも、頑張ってこなすことができていたのに。
わたしのは欝なんかじゃなく、甘えなんじゃないか?
病気だって理由をつけて、楽したいだけなんじゃないか?
いろんなことが頭の中をぐるぐる回って
涙が止まりませんでした。


午後、雨があがったのを期に
このままじゃダメだ、と、外に出ることに。
役所でもらってこなければいけない書類があったので、
敢えてバスに乗らず、片道45分、てくてく歩きました。
ただ、ただ、歩いて、
頭を空っぽにして、余計なことを考えないようにして、
帰ってくる頃には、いくぶん、すっきりしていました。


いろんなものを天秤に掛けて、
単純に決めてしまえたら、どんなにか、いさぎよいかと、
そう思うのに。