愛をくれるもののため

彼と一日過ごした。
おうちのことを手伝ってもらって、
彼の存在が支えになっていると、ひしひしと思い知った。


彼がいなかったら、わたしはどうなっていただろう。
彼がいなくなってしまったら、わたしは、どうなってしまうんだろう。
依存の怖さを知っているのに、
それでも、優しさにすがりついてしまう。


わがままだなぁ、って自分でわかっていても、
それでも無理を言ってしまうわたしを、包んでくれる。
いいよ、って、微笑んでくれる。
わたしは彼に、もっともっと感謝しなくちゃいけない。
もっともっと、大事にしてあげなくちゃいけない。
彼がくれるもののうち、わたしが返せるのは
ほんの僅かだ。