はじめましてで始まり出してく

gekritzel2007-04-29

彼とふらふら。
ご両親とは、お夕食を一緒にするお約束なのです。
朝から悩みに悩んで、
ツインニットとスカート、という、
いかにもわたしらしい格好で落ち着きました。
ツインニットは袖がベルスリーブになっていて
彼氏はそれが気に入ったようです(笑)


駅近くに、お洋服や雑貨を扱っているお店があるのです。
以前、仕事で来たときに、一回来たことがあった(そして服を買った・・・)ので
また行きたい、って彼と一緒に。
セレクトショップ、なのかなぁ。
白いコットンに、茶でお花の模様がステッチしてあるスカートを購入。
着るのが楽しみ〜♪


それから、彼の歴史を振り返るドライブへ。
通った学校とか、歩いた道とか、
当時の彼はどんなだったのかなぁって思いました。
過去の話を聞いても、いいことしか言わないんだもん(笑)
絶対、もっとやんちゃで普通だったはず!
『ふるさと村』という、県の物産館のようなスポットにも案内してもらって
そこでおみやげを調達。
彼も、会社の先輩に頼まれたお酒を買って、
チューリップの花が咲くお庭をお散歩しました。

とってもいいお天気で、
デジカメをホテルに忘れてきたことを、激しく後悔。


物産館らしく、その地方特有の建物を復元した建物があったり、
名産・特産品があったりで、面白かったです。
彼も、近所だからあんまり来たことがない、と言って
まったりのんびり、ゆっくりしました。
温室内に、子供たち用のアスレチックがあったのですが、
「前はこんなじゃなかった」って言うので、
前っていつ頃? って聞いてみたら、なんと15年くらい前の話(笑)
それは、変わらないほうが無理ってモノでしょう…。




そして、いよいよお約束の時間。
お父さまが出迎えてくださいました。
お母さまも揃ったところで、正座して、三つ指ついてお辞儀。
おみやげを手渡して、ひと息。
ところが、その後が、あまりにも拍子抜け。
わたしのことを、もっといろいろ聞かれるかと思っていたのだけど
聞かれたのは住んでいるところくらいで、ほとんど質問ナシ。
気楽って言えばそうなんだけど、
興味もたれてないようで、かなり不安でした。
ご両親は、息子が久しぶりに帰ってきたことが嬉しくて仕方ないようで
わたしのことなんか、そっちのけなんですね。
「親の口から言うのもなんですが、本当に出来た息子で」って
10回くらい聞かされました。
ああ、これは今後が大変だわ…と、ぼんやり思いました。
それでも、一生懸命会話に加わって、
彼の近況をやや詳しく話しつつ、褒めてみたりして場を持たせたり、
かなり頑張ってきました。
おみやげも、珍しいものだということと、春限定のお菓子だということで
喜んでいただけて、良かったです。
結局、なんだかんだで遅くまでお邪魔してしまいました。
「泊まっていきなさいよ」とお母さまがおっしゃってくださったのですが、
ホテルに荷物も全部置いてきてしまったので、と
せっかくなのですが、お断りしてしまいました。


そして、タクシーでホテルに戻ったのですが
そこで、怖いことに遭ってしまいました。
一度、部屋に戻って
それからもう一度降りていって、
部屋のキーとお財布だけを持って、1階のコンビニに行ったのですが
(ホテルのフロントは4階にあるのです)
コンビニから出てきた後、部屋に戻ろうとエレベータに乗ったら、
労務者風の男のひとが、そのエレベータに出たり入ったりを繰り返すのです。
閉ボタンを押して挟まれて、難癖つけられるのも嫌だったので
しばらくそのまま開けていたのですが、
そのうち乗ってきて、どっかり座り込んだのです。
フロントのある4階まではエスカレータもあるので、
エレベータではなく、それを使うことも考えたのだけど、
2・3階は人気がないので、
万が一変なひとだった場合、途中で追いつかれたら怖いな、と思い
非常呼び出しボタンをいつでも押せるようにして、
ふたりでエレベータに乗ったのでした。
4階に着くやいなや、ドアをこじ開けるようにしてフロントに駆け込み、
小走り(に見えた…)についてきた男のひとを指さして
「あのひとに下からついてこられてるので、
 気持ち悪いからお部屋まで一緒に行ってください」とお願い。
フロントのお姉さんが非常ベルを持って、
お部屋まで一緒についてきてくれました。
(その間、男のひとはロビーをうろついてました…)
何階に泊まっているかわからないように、全部の階のボタンを押して、
各階に止まるように配慮もしてくださいました。
(エレベータを使いたかった他のお客様には、ご迷惑だったと思いますが…)
4階でホテル内のエレベータに乗り換える仕組みの建物で、
本当に良かったです。
女ひとりでの宿泊なんて、しょっちゅう仕事でしていたのに
いざ、こんなことが起こってみると、無力さをひしひしと痛感。
もしかしたら、あのひとはただの酔っぱらいで、
わたしの考えすぎ、思い込みだったかもしれないけれど
そうであってくれたらいいのだけど、と祈らずにはいられません。
それに、いくら旅先であっても
やっぱり、深夜に女のひとが外に出るのは危ないな、と思いました。


いろいろあって、本当に疲れた1日でした。
明日にはここを発ちます。