ずっとそばに居なさい 居てください

KA嬢のおうちでお昼までまったりして
帰ってきたのは午後になってからでした。
彼氏、来ない予定だったのに
いきなり「行く」とか言い出すから、もう…。
散らかった部屋を適当に片付けて、
とりあえずわたしは、夢の中へ行くことに。
いろんなことが盛りだくさんで、容量オーバーです。
いつもの倍量の睡眠薬を飲み込んで、ベッドに潜り込みました。


男友達って、何なんだろう、と思います。
女友達が、気持ちを分かち合ってくれる存在だとしたら、
男友達の意味って、何なんだろう?
一緒に居て楽しくて、
だからもっと一緒に居たいと思って、
そんな気持ちがずっとずっと、チェーンのようにつながっている、
それが友達だと思っていたのだけれど。
だから、こうしてここまで来れたのだと思うのだけれど。
さらりとした麻布のような男友達を、
わたしは、それはそれは信じていたのだけれど。
どうして、わたしがこんな気持ちを抱いているんだろう。
罪悪感、ではなく…
何といったらいいのかな、この、うしろめたさ。
嘘をついたときのようなぎこちなさ。
わたしは、何もしていないのに。
求められることはとても嬉しいことだけれど
すべてを受け入れてしまってはいけないのかもしれません。


遠く離れた彼のことを、恋しいと思いました。
行くよ、と言ってくれた彼のことを、心から、恋しいと思いました。