この涙の果てに見つけた光色のかけら

gekritzel2008-01-17

定期診察の日。
今日は診察の他に、内科で精密検査を受けてきました。
病院漬けで、苦笑い。


精神科の診察は、いつも通り。
2月の復帰が決まりそうです。
わたしが朝起きられるか、と、ラッシュの電車に耐えられるか、で
すべては決まるのだけどね…。
日中の状態はまずまずのようなので、わたしの気の持ちよう次第、ってところかな。
こんなとき、誰かついてきてくれたらなぁ、と甘えたことを考えてしまうわたし。
一人のラッシュはとにかく不安で、
その不安だけで具合が悪くなってしまいそう(笑)なので
一緒に乗ってくれるひとが居たらなぁ、と…。
ずっとそうしていけるわけではないから
踏ん張りどころなのだけど、すっかり心弱くなってしまっています。
とりあえず、朝、ちゃんと早く起きるようには、体を慣らしていかないとね。
気持ちが悪いとか、だるいとか、言っていられません。


その後、検査へ。
検査着に着替えて、あちらこちらと移動。
まぶたの裏を見られて、貧血があるって言われました。
それから、低血圧も指摘されました。
なんか、もう、悪いトコ指摘されるの、慣れちゃったなぁ(笑)
体重は、お正月に実家で増えた分が、きれいに落ちていて
いかにひとり暮らしで栄養とれていないかがわかります。
ダイエット道場みたいだなぁ;
身長は変わらず。
レントゲンもきれいな状態で、それはほっとしました。
他の検査結果は、後日郵送されてくるそう。
なんともないといいんだけど。


その後は、会社へ。
新年の挨拶に…と、ちょっと寄るだけのつもりだったのですが
なんだか深刻な面談に…;
2月くらいには戻れそうだと言われたことを報告したら、課長はとても喜んでくれたのですが
病院側から提示された「環境の改善を要す」っていう但し書きに、眉を顰められました。
要は、以前と同じ環境では働かせてはいけない、っていう注意なので
異動か、転勤か…って話なのですよね。
わたしとしては、以前働いていた部署に馴染みがあるし、
そこでの仕事にやりがいも感じていたのだけれど
そこで働いていたからこそ、病気にもなってしまったわけで。
当たり前といえば、当たり前なんですよね。
ところが、わたしの発病の原因の心当たりは、部署内や、業務内での人間関係。
業務そのものは、そこまで負担じゃなかったと思うのです。
そして、いちばん苦手だと思っていた相手が、同じ部署に転勤してきてしまった。
これはもう、わたしにとってはガンでしかないわけで。
課長としては、元の業務に戻さなければいいだろう、くらいに考えていたようで
わたしが「人間関係が、ちょっと辛くて…」と打ち明けると
「誰だ!? ずっと同じ部署の奴だろ!? 俺か!!」
「違います(笑) 課長じゃないです〜」
本当に驚かれてしまいました。
転勤するとしたら、神奈川か愛知か長崎。
その中では、愛知がいちばん波風なく業務が進行していて
わたしにも、勝手知ったる土地でもあるし、という気持ちがあります。
上司も、愛知なら…とは言うのだけど、問題は、赴任期間。
行ったら最低3年はそこで業務をこなさないと、会社に迷惑をかけてしまうから。
変な話、3年は結婚もするなって言われているようなもの。
上司は恋人がいることを知っているので、できれば転勤させたくない、って。
異動にしても同じことで、新しい仕事をイチから覚えさせる負担を考えたら
手元に置きたい、課長の業務のサポートをして欲しい、って言ってくださいました。
業務全体をわかっていて、ある程度こなせる人材が、わたしくらいしか居ない、って
本当に嬉しいことも言ってくださいました。
励みになります。
でも、診断書に例の一文を書かれてしまったら、どうしようもないから。
そして、鬱の原因が目の前にあることも、間違いではないから。
「いいようにするから、心配しないで戻って来い」って言葉に
なんだか、申し訳なくなってしまいました。


そして、なぜかわたしが来ていることを知った人事に引き止められて、面談。
今の状況を簡単に説明して、こちらにも「良かったね」って言っていただけました。
人事とは、復帰の前に一度病院に来てもらう必要があるので、
そのことをお話しておきました。
それから、引越しの話。
できればもう少し会社に近いところに引っ越して、
通勤を楽にできたら、と思うのです。
それも、時期が時期なのと、会社の規定がいろいろ引っかかるので
それをどうクリアしていくか、担当者は頭悩ませているようでした。
人事は堅いです…。
特例をつくることは簡単だけど、一度特例を作ってしまったら
その後がグズグズになってしまうから、っていうのが理由みたい。
わかるんだけど、病み上がりなんだからそこをなんとか、って感じです(笑)
これも、近いうちにお返事を頂く約束をしました。
「できるだけ気持ちに沿うように努力をするから、復帰に専念してください」って
いいお返事をもらえれば、治りも違うと思います!(笑)


なんだかんだでいろいろと用事ができてしまって、
帰るのがすっかり遅くなってしまいました。
でも、帰りのラッシュも、前ほどは辛くないから
やっぱり復帰は間近なんだと、体で感じられるので、本当に嬉しいです。


やっと、ここまで来られた。